ジビエとは、フランス語で、狩猟によって捕獲された野生鳥獣肉のことを言います。
日本でも2016年に「鳥獣被害防止特措法」が改正され、捕獲された野生鳥獣は食肉として積極的に利活用されるべきものと明確に位置づけられました。 ジビエは家畜にはない風味や滋養のある魅力的な食材です。このコンテストでは、安全で美味しく親しみやすいメニューをご提案いただき、 ジビエをより日常的な食材として普及していくことを目的としています。
国産のイノシシ肉またはシカ肉
※厚生労働省のガイドラインに則って営業許可を得た食肉処理加工施設から購入するなど、 安全性の確保されたイノシシ肉、またはシカ肉の使用を必須とします。
食肉処理施設リストはこちらの紹介ページを参照 (https://www.gibier.or.jp/rule/facility/)
多くの人に提供できるジビエを使った安全で美味しい料理
プロに限定しませんが、上記の「募集テーマ」および「応募条件」を満たすことを前提とします。
書類審査で20レシピを選出し、レシピを忠実に再現して実食審査を行い、上位3賞を決定します。再現は審査委員会で行い、審査はブラインド方式で行われます。
以下の基準に沿って、審査委員会によって、応募された料理の名前・材料・作り方・アピールポイント・仕上がり写真などに基づいて、審査を行います。
ジビエ肉のおいしさの特長(肉質、風味等)を理解し、それを十分に生かしているか
驚きや感動を与えるなど、お客様に料理として強い印象を残す要素はあるか
誰でも同じように作れるような再現性が料理レシピにはあるか
使用するジビエ肉に含まれる栄養成分に応じて、食べ合わせのよい食材と組み合わせているか
ジビエを安全に食べるため、加熱の手順と使用する熱源の種類、加熱温度、加熱時間、肉の仕上がり状態など、加熱方法と加熱完了の目安が明確に示されているか
上記以外にジビエ肉の喫食を促進するような工夫やアイデアが盛り込まれているか
国産ジビエ認証制度のシカ・イノシシのカットチャートを元に各部位をA・B・Cの3つのカテゴリーに分類(図1・図2)します。
レシピで使用される肉の総重量中のA・B・Cの利用状況に応じて得点を付与します。
シカ・イノシシ以外の肉を併用する場合もこれを含めた肉の総重量中のA・Bの使用割合で得点を付与します。
骨の使用に関しては、料理の味に対してその有効性が認められる場合は加点します。
得点=A(%)×0.16+B(%)×0.32+8(骨の有効利用があれば8点加点)
例えば、肉としては100%Bカテゴリーを使用し、骨も有効に利用した場合は最高点の40点。
また、肉としては100%Aカテゴリーを使用し、骨の有効利用もなければ最低点の16点となります。
応募締切 平成30年12月10日(月曜日)
※延長しました!
入賞者全20名中上位3名が以下の賞を受賞。