目的
・金属検出機
昨年度、厚生労働省が作成した「野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針」を受けて、金属検出の重要性が高まってきています。銃弾の破片などの異物混入は、販売する商品の信頼性を損なうだけでなく、検査体制の整備や機器の導入を求められるリスクがあります。また、金属検出機を入れれば万能であるといった過信があますが、鉛弾の破片をきちんと検出するには正しく取り扱うための知識が必要です。
例えば、冷凍肉と冷蔵肉とでは検出の精度が大きく異なります。
そこで、金属検出技術についての講習、検出精度を高める検出技術の実技研修を通じ、既存の機器の効果的な使い方について、導入の参考としていただきます。
・真空包装機
また、顧客ニーズの多様化により、部位の塊やロース1本などの注文に対応した包装が求められています。真空包装機も高価な機器なので、購入する前に大きさと性能の違いを知っていただきます。
金属検出機と真空包装機は、一見すると簡単に使える機器に見えますが、正しい使い方なのか一度はチェックしておくことも大切です。真空包装から金属検出までの一連の作業工程を専門技術者の立場から説明と参加者の実演によるいただき、管内の食肉処理施設の設計や機器導入にあたって参考になる金属検出技術と真空包装技術に関するセミナーを同時開催します。
・シカ肉の美味しい調理法
調理が難しいと言われているシカ肉の美味しい調理法と、需要が少ない首肉、スネ肉などを使った美味しい調理法について、調理実習を交えた講習と試食を行います。なお、九州会場では麺類に合うシカ肉調理について調理実習と試食を行います。
(1)セミナーの開催時期と場所
① 大阪会場
開催時期 6月25日(木)午後1:30~4:30
開催会場 株式会社イシダ大阪支店
大阪府 吹田市江の木町26番20号
② 福岡会場
開催時期 7月2日(木)午後1:30~4:30
開催会場 福岡国際会議場 5F 中会議室
福岡市博多区石城町2-1
③ 東京会場
開催時期 9月3日(木) 午前10:00~12:00
開催会場 秋葉原 富士ソフトアキバプラザ 6階 会議室
※同会場にて午後セミナーが開催されます。
(2)スケジュール
大阪会場、福岡会場
13:00~13:30 受付
13:30~13:35 開会挨拶
13:35~13:55 検査機器の特徴及び機能説明
13:55~14:25 X線検査機器及び金属検出機の実演と感度比較の講習
14:25~14:35 休憩
14:35~14:55 真空包装機の特徴と機種選定の仕方
14:55~15:15 真空包装機の実演
15:15~15:25 履歴管理の必要性について講習
15:25~16:25 ジビエ料理の講習と調理実習、試食
16:25 閉会挨拶
東京会場
9:45~10:00 受付
10:00~11:00 検査機器の特徴及び機能説明
11:00~12:00 X線検査機器及び金属検出機の実演と感度比較の講習
(3)参加対象
・大阪会場、東京会場:地方自治体の担当者、食肉処理施設の従事者、飲食店など
・福岡会場:地方自治体の担当者
(4)参加申込
別紙の金属検出技術・真空包装技術に関するセミナー(参加申込用紙)によりお申し込み願います。
① 大阪会場
募集人数 60名
申込締め切り日 6月19日(金)
② 福岡会場
募集人数 80名
申込締め切り日 6月26日(金)
③ 東京会場
募集人数 40名
申込締め切り日 8月20日(木)
(5)参加費
特定非営利活動法人日本ジビエ振興協議会会員、行政担当者、国産ジビエ流通規格検討協議会(仮称)に参加されている食肉処理施設は無料。
それ以外の方は 5,000円(税込み)
申し込み頂きいただいた後、メールで参加受付と参加費振込依頼のメールをお送りします。
セミナー協力企業:株式会社イシダ、株式会社TOSEI、ホシザキ電機株式会社