四国でも野生鳥獣の捕獲量上位の高知県長岡郡大豊町では、鹿と猪の利活用の一環として、地元の特産品とかけ合わせた大豊町ならではの商品開発に取り組んでいます。今回、より高いレベルでの商品化に向けて、地元事業者の知識習得を目的とし、研修会を実施しました。
日 時:9月25日
会 場:大豊町総合ふれあいセンター
主 催:大豊町商工会
講 師:特定非営利活動法人日本ジビエ振興協議会理事長 藤木徳彦
議事次第:
1.野生鳥獣活用と食品衛生法の規制について
2.おいしいジビエ料理の調理のポイントについて
3.デモンストレーションとジビエ料理の試食
4.先進地事例紹介
議事内容:
近年規制が厳しくなっている野生鳥獣に関わる食品衛生法についての基礎知識から説明しました。その後、ジビエをより美味しく調理する為の方法について、実演を交えての研修、試食が行いました。その際、今回ジビエ振興協議会の会員でもある「ホシザキ電機」さまに「スチームコンベクションオーブン」「真空包装機」の現物をお持ち頂き、使用方法の説明をして頂きました。
今回、大豊町ならではの商品開発ということで、地元産品である発酵茶「碁石茶」とジビエをかけ合わせたハンバーグを試作し、碁石茶顆粒を混ぜ合わせることで、臭みを消す効果があることを試食によって体感して頂きました。また、ハンバーグソースも地元産品のエコ野菜「クルベジ」を使ったラタトゥイユソースを試食してもらいました。
試食メニュー: