捕獲したイノシシ,シカの適正処理の一環として,地l或でイノシシ,シカ肉の利活用に取り組む上での知識を習得するため,ジビエ(イノシシ,シカ肉)の調理法や地i或資源としての活用万策についての研修を実施しました。
日時:9月11日
会場:学校法人今村学園 今村学園ライセンスアカデミー
主催:公益社団法人 鹿児島県農業・農村振興協会
共催:鹿児島県
研修カリキュラム
1.おいしいジビエ料理の調理のポイントについて
2.ジビエ料理の試食
3.講演~「山の恵みを地i或で生かす」
講師:特定非営利活動法人日本ジビエ振興協議会理事長 藤木徳彦
調理実演研修では、「おいしいジビエ料理の調理ポイントについて」と題し、猪・鹿肉をおいしく安全に調理するためには加熱の温度が重要だということを実習を通してお伝えしました。ロースやモモ肉以外のスジやスネ肉などを活用したメニューも紹介しました。
試食は以下の4品でした。鹿と猪は「阿久根市有害鳥獣捕獲教会 いかくら阿久根」のお肉を使用しました。
鹿児島県の特産品、ジャガイモ、ハウスミカン、梨、ドラゴンフルーツ、アスパラガス、ミニトマト、黒酢、黒糖、芋焼酎も使用し、ジビエ振興の課題でもある”他地域との差別化”の方法についてもお話ししました。
<試食メニュー>
・鹿ロースのポワレ 黒酢とフォン・ド・ヴォー、豊水のソース ミカンのコンポートとピタヤを添えて
・鹿のシチューと鹿児島産ジャガイモのパルマンティエ
・猪肩ロース肉黒糖風味のソミュール漬けのロティ 地元産野菜添え
・猪のリエット 芋焼酎風味