ジビエ料理のレシピ紹介

鹿 de あったか♪ヘルシー☆チゲ

・あらゆる世代の方に喜んで頂けるメお鍋ニューを考えました。マイルドな辛さに仕上げているので、お子様から辛いのが苦手な大人まで、家族で楽しくお鍋を囲むことができます。

・DHAは青魚に多く含まれますが、鹿肉は肉類には珍しくDHAを含んでいます。DHAは乳幼児の脳や神経の発達、記憶力の向上、コレステロール低下や動脈硬化の予防など、あらゆる世代にとって有効です。しかしDHAには酸化しやすいという特徴があるため、抗酸化作用のあるセサミンを含むゴマ、ごま油を使用しました。

・鹿肉はビタミン豊富なので、煮汁も美味しく頂く事で、鹿肉に含まれる水溶性ビタミンをそのまま摂取することができます。

・鹿肉に含まれるビタミンB1は糖をエネルギーに変える働きがありますが、アリシンがある事で吸収が促進されます。アリシンを効果的に摂取できるよう、ネギ、ニラ、ニンニクは切って暫く放置して下さい。

・キムチ汁に一晩漬け込み乳酸菌の働きによって鹿肉が柔らかくなり、臭みもなくなります。

・鹿肉は鉄分が豊富ですが、キムチや大根、チンゲン菜に含まれるビタミンCと一緒に摂る事で、その吸収が高まります。

・たくさん作っておき、翌日ご飯を混ぜてクッパにしたり、うどんを入れても美味しく召し上がれます。

・今回は地元厚木市で採れる野菜を中心に使用しましたが、キャベツや春菊など地域の特産品に代える事で、地産地消を目指して下さい。

材料・分量(4人分)

材料名 分量 材料名 分量 材料名 分量
鹿肉 400g 人参 3cm <続鍋つゆ材料>  
キムチ漬汁 100~150g 生姜 1片 みりん 大匙1
豆腐 1丁 キムチ 300g ごま油 大匙1
ネギ 1本 4個 少々
チンゲン菜 1/2束 もち 4個 コチュジャン 小匙2
白菜 1枚 ごま 大匙2 味噌 大匙2
もやし 1/2袋 大匙4 砂糖 大匙1
大根 5cm <鍋つゆ材料>   粉末だし 大匙1
ニラ 5cm キムチの漬け汁 150g ごま 大匙1
にんにく 8片 大匙1 800cc
えのき 1/2束        

※お好みにより、キムチとキムチ漬け汁の量で辛さを加減してください 

作り方

  1. 鹿肉は5mm位の薄切りにし、包丁の裏で軽く叩き柔らかくしておく。ポリ袋にキムチの漬け汁を入れ、微塵切りにしたにんにく4片と生姜、鹿肉を漬け込んでおく。
    (冷蔵庫で1晩寝かせるのが理想ですが、時間がない場合でも30分程度必要)
  2. 大根、人参は3mm位の輪切りにし、えのきとニラは5cm位に切り揃える。ネギは5mm位の斜め切りにする。白菜とチンゲン菜は葉と芯に分け、それぞれ3㎝×1cmほどの角切りにする。餅は半分の薄さに切る。豆腐は一口大に切る。
  3. 耐熱容器ににんにく、大根、人参、ネギ、えのき、白菜の芯、チンゲン菜の芯、もやしの順に重ねて入れ、850w6分加熱し、余熱で暫く放置しておく。
  4. 鍋に油を熱し、①を入れ強火で2分、中火で3分位焼く。ごまを加えて暫く炒める。鍋つゆの材料を加え沸騰したら③を入れ、再び沸騰したらニラ、白菜の葉、チンゲン菜の葉、豆腐、餅を加える。
  5. 鍋の脇にスペースを作り卵を落とす。白身が白く変わり始めたらスプーンでひっくり返して裏側も白く変わるまで煮込む。
  6. 火を止め15分位放置する。
    (この間に味がしみ込み、卵の黄身がとろりと固まります。)
  7. 砂糖、味噌で味を調える(分量外)。器に盛り付ける。

※使用する粉末だしの種類によっては味が薄い場合があるので、味噌の量で調整する。
※鍋用や薄い餅の場合は早く火が通るので、火を止めた後に加える。