ジビエ料理のレシピ紹介

鹿ボール

第2回ジビエ料理コンテスト受賞レシピ★

(受賞者より)風味の強く脂肪分の少ない鹿肉に、豚バラ肉を加えることで食べやすく、さらに加熱し過ぎによって固くなることを防ぐことが出来ました。そして、手間のかからない調理法を選び、家庭でも簡単に、子供たちと一緒に作ることができるメニューにしました。

鹿ボールを焼いた後に、さらに煮込むことで、加熱不足になることを回避することができます。そして、鹿肉はミンチにするので、どの部位でも使うことが出来、値段も抑えられ、手軽に使うことが出来ます。

野生の鹿がエサとして食べる、さつまいもやりんごを用いることで、ご家庭でちょっとした話のネタにすることもできますし、相性もバツグンです。さらに、りんごに含まれるリンゴ酸と、さつまいもに含まれるビタミンCは、鹿肉に豊富に含まれる鉄分の吸収を良くしてくれる効果もあり、口にも身体にも優しい1品となっています。

材料・分量(4人分)

材料名 分量
鹿肉(どの部位でもよい) 200g
豚バラ肉 100g
4g
玉葱 120g
バター 30g
1個
牛乳 80ml
パン粉 40g
ナツメグ 適量
クミン 適量
赤ワイン 300ml
トマト缶 150g
生クリーム 20ml
ハヤシライスのルー 40g
   
さつまいも 2本
バター 40g
生クリーム 50ml
牛乳 100ml
   
りんご 適量

 

作り方

①   玉葱をみじん切りにし、塩(4g)、コショウをしてバター(30g)を乗せ電子レンジで加熱する(600Wで約4分)。しっかり火が通ったら、粗熱を取っておく。

※同じ分量をフライパンで炒めてもよい。

② 鹿肉と豚バラ肉を細かくし(フードプロセッサーか包丁でたたく)、塩コショウ、ナツメグ、クミンを加えよくこねる。

③   ②に粗熱の取れた玉葱、卵、分量の牛乳を浸したパン粉を加えてさらに練る。直径3cmくらいに丸める。

④   フライパンでバター(分量外)を熱し、溶けたら③を乗せて転がしながら、表面に焼き色がつくまで焼き、1度取り出す。

⑤   ④のフライパンの余分な油を捨て、分量の赤ワインを一気に注いで、軽く煮詰める。

⑥   ⑤のフライパンにトマト缶を加えて火をつける。沸いてきたら生クリームを加え、ハヤシライスのルーを少しずつ溶かす。ルーが溶けたら、バターと塩コショウで味を調節する。

⑦   ⑥に④のミートボールを加え、10分~15分ほど煮る。

 

付け合わせ

①   さつまいもを1cm厚さに輪切りにし、濡らしたクッキングペーパーとラップで包み、電子レンジ(600Wで6分)加熱する。

②   ①が中まで柔らかくなったのを確認したら、皮を外して潰す。

③   鍋に②とバター、牛乳、生クリームを入れ、混ぜながら火にかけて沸いたら完成。

 

★お好みで角切りにしたリンゴや、黒コショウ、バジルを添えて頂くと美味しく召し上がれます。