ジビエ料理のレシピ紹介

山宝まぶし

ぼたん鍋風炊き込みご飯です、「山の宝」をひつまぶし風に薬味を混ぜ味に変化をつけながら召し上がっていただきます。

調理機器は炊飯器一つ、誰でも簡単に美味しいジビエ料理が作れます。

炊飯器の保温モードはだいたい65℃~70℃弱、時間をかけ低温で加

熱することでコラーゲンをゼラチン化させるのがポイントです。

20時間以上かけるとさらに柔らかくなるのでもっと柔らかいのが好みであればさらに時間をかける。

獣臭さを消すのにハーブや香味野菜ではなく緑茶を使用しました。

茶葉には消臭作用がありさらにアミノ酸を多く含み肉に旨味を足してくれます。

肉の下処理に時間がかかるが猪肉が手に入ったらこの方法で加熱し小分けして冷凍しておけば肉炒め、カレー、フライなどいろいろなベースとしてすぐ使えます(再加熱してもあまり硬くなりません)。

味噌は金山寺味噌や田舎味噌、甘味噌など何でも構いません、薬味も特に決まりはありません、冷蔵庫にあるものを上手く利用してください。

お茶又はお湯をかけて茶漬けでも美味しく召し上がりいただけます。

生姜や根菜を一緒に摂取することで体を温め猪肉に含まれる鉄分が貧血や冷え症にも良いと言われます。

材料・分量(4人分)

材料名 分量
猪ばら肉(又はスネ肉又はモモ肉) 200g
ティーパック(日本茶) 1個
ご飯  
精米 3合
固形中華スープの素(又は顆粒本出汁の素) 25g
ごぼう(小さく角切り) 100g
生姜(みじん切り 10g
サラダ油(肉に脂身があれば入れなくてもよい) 10cc
赤味噌 25g
トッピング  
金山寺味噌(又は田舎味噌) 60g
大葉千切り 4枚g
ネギ小口切り 20g
おつまみナッツ類 少々
梅干 少々
漬物 少々
塩昆布 適量
カイワレ大根 適量
   
お茶  

 

作り方

〈下処理〉

猪肉は脂身のあるバラが好ましいがなければ他の部位を火が通りやすい柵状に切る。

水に30分ほどつけて血抜きをし水気を切る。

①   肉に塩コショウをしティーパックと共にラップに包みジッパー付き保存袋に入れ真空状態にする(水を張った深い鍋の中でやると空気を抜きやすい)。

②   炊飯ジャーの釜に①の袋と沸騰前のお湯(80℃~90℃)を入れ保温ボタンを押しそのまま20時間加熱、時間になったら冷水で冷ましておく。

〈炊飯〉

②   の肉の半分はそのまま、あと半分を小さいサイコロに切る。

炊飯ジャーの釜に研いだ米と水(普段の水加減)、②のサイコロ肉、

ゴボウのサイコロ、中華スープの素、生姜みじん切り、赤味噌、サラダ油を入れ炊飯スタート。

炊き上がったら②の半分の肉の塊をジャーのご飯の上に置き蒸らし温める(10分ほど。

温まった肉の塊を取り出しご飯を攪拌し器に盛り、肉の塊を包丁でスライスしご飯に乗せる。

ご飯の周りに味噌、大葉、ネギ、ナッツ類、梅干しや煮物等(冷蔵庫に余っている物でよい)をあしらい出来上がり。

少しずつ混ぜたり全部いっぺんに混ぜたりお好みの食べ方でお召し上がりください。