ジビエ料理のレシピ紹介

鹿スペアリブのオリエンタル焼き

火を入れすぎると硬くなりパサパサしやすい鹿肉ですが、鹿スペアリブは脂身が多く、長時間茹でる事により柔らかくジューシーに仕上がります。臭みを和らげるため香味野菜を多めに入れます。そのため下処理には少し時間がかかりますが、煮汁のまま密封、冷凍保存が可能なので多めに仕込んで置き、色々なシーンで活用できます。今回はフライパンで焼いてスパイシーな味で提供しておりますが、他にも色々な料理に使えます。(からあげ粉をまぶした揚げもの、魚焼きグリルで味噌焼き、カレーやトマト煮込など)スープは鹿スープとしてラーメンなど、家庭料理のレパートリーを増やせる可能性があります。また、周知の通り鹿肉は栄養価の優れた食材なので、常備して育ち盛りのお子様や、体力回復食、アスリートの食事などにも頻繁に使っていただけたらと思います。

価格も手ごろな部位なので家計にも優しいのが魅力です。

我が家でも5歳の娘が美味しいと言ってよく食べています。。

初めて食べる鹿料理がこのような料理なら鹿肉が好きになると思います。

材料・分量(4人分)

材料名 分量
鹿スペアリブ(1本ずつ切り分ける) 約1k(12本)
*紹興酒または日本酒 200cc
*長ネギの青葉の部分 1本分
*生姜 1かけ
*にんにく 4~5粒
*セロリの葉 1本分
*月桂樹の葉 3枚
*粒山椒あれば 1つまみ
   
サラダ用フェンネル 1~2本
サラダ用香菜 1束
サラダ用長ネギ 1本
   
@塩 小さじ2
@クミンパウダー 大匙2
@一味唐辛子 大匙1
@砂糖 小さじ1
@白煎り胡麻 大匙2

 

作り方

    1. 鹿スペアリブは、あばら骨ごと1本1本カットし、さらに骨を2~3個に食べやすい大きさにたたき切る(ジビエ加工施設で加工可能)
    2. 1を鍋に入れ、かぶるくらいの水から火にかけ5分ほど沸かしゆでこぼし、アクや余分な脂を洗い流す
    3. 洗った鍋にふたたび肉を入れ、かぶるくらいの水に*の材料と塩大匙1、中華スープの素小さじ1を入れ沸かしアクをとり、蓋をして1時間~1時間半弱火で煮込む
    4. やわらかく煮えたことを確認して火を止め、そのまま冷ます
    5. @の調味料を合わせる
    6. サラダを合わせる。フェンネルは葉の部分をざく切りに、香菜もざく切り、長ネギは白髪に切り全て和えておく
    7. 肉をスープから取り出し肉に小麦粉を薄くまぶす
    8. フライパンを熱し、サラダ油大匙3を敷き、中火できつね色がつくように、時々裏返しながらこんがりカリカリに焼く
    9. 焼きあがった肉に5の調味料をボールなどを使ってまんべんなくまぶし、お皿に盛り付け、6のサラダを添えて完成

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