ジビエ料理のレシピ紹介

やまくじらの竜田揚げ

 子供の頃、学校の給食でよく出ていたメニューに「くじらの竜田揚げ」がありました。今でも懐かしく思い出しては作ってみます。猪の肉は血抜きと解体さえよければ臭みもありません。山都町は人口より有害鳥獣が多いかもしれません。しかし、有害鳥獣とはいえ命あるものを頂くわけですからシンプルで素材の味が楽しめて「おいしく」「簡単に」「たくさんできる」も含めて子供たちが心から美味しく「いただきます」と言えるメニューにしました。

また、油で揚げますので少し硬くなりますがあごの力を鍛えるためにも程よい噛み心地です。付野菜はキャベツの千切りや生で食べられるものがさっぱりして美味しいです。

材料・分量(4人分)

材料名 分量
イノシシ肉 500g
片栗粉 適宜
油適量 適宜
   
醤油 大さじ4杯
大さじ4杯
生姜汁 大さじ3杯
擦りニンニク 好みに応じて
ごま油 適量
季節の野菜  

 

作り方

  1. 肉は1×5cmくらいの拍子木切りにし、
    下味用のつけ汁(醤油・日本酒・しょうが汁・すりにんにく・ごま油)の中に15分ほどつけて充分に下味をつけておきます。
  2. 肉の汁気をよくきり、片栗粉をまぶし、余分な粉を払い落します。
  3. 揚げ油は175℃くらいに熱し、肉がくっつかないように少しずつ入れ、中まで充分に火は通るように揚げて器に盛ります。
  4. 好みで白髪ネギや粉山椒、すり柚子皮などまぶして、香り付けを楽しんでください。