・私の経験から、給食の対象のメインは子供たち、彼らはジビエにはすんなり馴染めないと思います。普段子供たちが好んで食べるカレーなら、風味や食感には抵抗はないでしょう。そこで少しマジカルに鹿肉をヘットでソテーしコーティングしました。
・子供目線で…私の父親は狩猟解禁期間中、銃により猪、クマ、鴨などの野鳥を捕獲し獲った獲物はすべて自分でさばき、料理もそれなりにおいしく調理してくれました。特に猪やクマ等の大物は捕獲後すぐに、血抜き、内臓の処理をするので肉もとてもきれいでした。しかしウサギはどんな調理でも、どうしても食べたくなかったものでした。
・食べにくい肉は、牛、豚と一緒にミンチに、ハンバーグを作ってくれました。極めつけはそれをラードで焼いてくれて、抵抗なく食べれるようになりました。
・マジックの技法にパーム(隠す)、チェンジ(換える)、シャッフル
(混ぜる)などの技法がありますが、ジビエ料理にはこんな工夫が必要だと思います。どんな方法で調理してもメインの素材はちゃんと存在は主張しています。
材料名 | 分量 |
---|---|
鹿もも肉(ブロック) | 120g |
里いも(小芋) | 100g |
ニンジン | 80g |
玉葱 | 2分の1個 |
エリンギ | 80g |
舞茸 | 80g |
シメジ | 80g |
加賀レンコン | 100g |
カレースパイス(市販品) | 小さじ2 |
カレールー(市販品2種) | 80g |
ガラムマサラ | 小さじ1 |
ヘット(牛脂) | 10g |
日本酒 | 大さじ2 |
鶏だし汁 | 700㏄ |
トマトジュース(市販品) | 200㏄ |
大根浅漬け | 4分の一本 |
調味料:塩、ローリエ1枚、小麦粉 |