2024年07月23日
令和6年7月17日(水)に山梨県富士吉田市にて開催された「富士吉田市立富士山ジビエセンター(DEAR DEER)」の竣工式典、オープニングセレモニーに、弊会の藤木体表理事、事務局が参列しました。弊会は当施設の設立・運用に向けて、一昨年より建築、衛生管理等についての情報提供等でご協力させていただきました。
当施設は、年間200万人が訪れる道の駅富士吉田に隣接し、食肉処理だけでなく、ソーセージ等の加工、ジビエバーガーの販売を行っています。
野生鹿により森林被害、食害は世界遺産である富士山も例外ではなく、影響を受けています。被害防止として捕獲した野生動物を地域の資源、新たな価値とするために、食肉処加工施設を設立。建設に当たってはふるさと納税クラウドファンディングを2度にわたり実施し、賛同された全国約4万人から約6.3億円の寄付を受け実現されたようです。
竣工式では堀内茂富士吉田市長が式辞を述べられ、堀内のり子衆議院議員、長田淳也山梨県副知事ほか、多くの方が参列されました。長田山梨県副知事の祝辞の中では弊会の活動についても触れていただきました。
竣工式の後は、施設の前でのオープニングセレモニーと試食会。試食会では当施設で処理された鹿肉を使った料理が提供されました。
▲提供された試食:鹿肉のローストはしっとりと旨味が濃く富士吉田産のクレソンと相性抜群。
▲施設に併設されているショップもオープン。お土産用にソーセージやハンバーガー等を提供。ハンバーガーは店内でも食べられ、肉の旨味を感じる美味しさ。