2014年10月13日
厚生労働省は野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針(ガイドライン)(案)のパブリックコメントの募集を行っていますが、このガイドラインの中に「HACCP(危害分析・重要管理点方式)に基づく衛生管理」に関する項目があります。野生鳥獣肉(ジビエ)とHACCPにどのような関係があるのか、と思われる方も多いと思います。参考までに、現在HACCPを取り組んでいる北海道の内容を紹介します。
*************以下、北海道のホームページより抜粋**************
北海道HACCP自主衛生管理認証制度
○ HACCP(ハサップ:危害分析重要管理点方式)の手法を取り入れた衛生管理を確実に行って
いることを認証するものです。
○ 北海道が独自に作成した「HACCPに基づく衛生管理導入の評価調書」を使用し、施設の状態
や管理運営の方法を143項目にわたって自己採点の上、同じ調書を使用し第三者機関が評価す
るので、一般的な衛生管理上で改善を要する点やHACCPによる衛生管理を実践していくに当たっ
て必要となる事項を具体的に把握することができます。
○ 認証に際して行われる衛生管理方法の実地調査は、北海道に登録された民間の衛生コンサルタ
ント会社等(「登録評価機関」といいます。)が行い、審査は、有識者などで構成する認証審査会
(事務局: (社)北海道食品衛生協会、平成19年8月16日北海道選定)が行います。
○ 認証を受けた衛生管理方法により製造・加工された食品には、認証マークを表示することが認め
られます。
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詳しくは、下記のURLをご覧ください。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kse/haccp/haccp-ninsyou.htm