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シカ肉と根菜類のコンフィ(缶詰)を試作

2015年05月02日

特定非営利活動法人日本ジビエ振興協議会では、ジビエ議連設立総会に参加されていた国会議員の発言”出口戦略として学校給食や自衛隊での利用”を受け、栄養価が高くて美味しい缶詰の試作を行いました。
試作した缶詰は、4月23日に行われたジビエ議連のジビエ料理試食会で披露しました。

シカ肉のコンフィシカ肉のコンフィ(皿盛り)      

特徴
鹿のスジやモモ肉、ニンジン、ジャガイモをシンプルに塩で調味し、オリーブオイルの中で加熱するコンフィ(オイル煮)にしました。
 鹿肉はプリプリとした食感で、クセのない味わい。
たっぷりのオイルには肉の旨味と野菜の風味が移っているので、パスタソースとしても活用いただけますし、パンに浸したり、ジャガイモを炒めるなど、さまざまにおいしく調理できます。
 鹿肉にはタンパク質や鉄分が豊富に含まれていますが、それらの栄養素を効率よく摂取するには、ビタミンC を一緒に摂るのが有効ですので、加熱してもビタミンC が壊れにくいジャガイモを加えました。
 目を酷使する方に摂取していただきたいビタミンA の豊富なニンジンも加え、行動食、保存食として活用いただける缶詰にしました。
 「おいしいジビエ」を伝えるため、あくまでも味にこだわった缶詰です。

栄養価(1缶 200gあたり)

エネルギー………… 545kcal
たんぱく質………… 19.8g
脂質………………… 45.7g
炭水化物…………… 10.4g
鉄分………………… 2.9mg
ビタミンA レチノール当量 179㎍
ビタミンC…………… 18mg
食塩相当量………… 1.6g