2020年11月24日
11月12日、「鳥獣対策・ジビエ利活用展2020」のセミナーを一コマ担当、ジビエ料理についてお話しさせていただきました。会場には捕獲、ジビエに携わるおよそ80名の方が参加し、熱心に聞き入る姿が見られました。
「鳥獣対策・ジビエ利活用展2020」は、東京ビッグサイト・青海展示棟で、アグロ・イノベーション2020、草刈り・除草ワールド2020、野菜・果物ワールド2020、フローラル・イノベーション2020と同時に開催され、農業、狩猟に関するさまざまな展示が並びました。ジビエ、狩猟関係は10ブース、15団体が参加しています。
今回は国産ジビエ認証の話の後、「ジビエ料理」を中心にお話ししました。猟師さんから直接仕入れるのは違法であること、生食のリスク、中心温度が75度1分という加熱方法、美味しく調理する秘訣等をご紹介。また、ジビエ料理の普及においては「美味しいものを作ること」が何よりも大事であることを、JR東日本との取り組みを通じて訴えています。
「JR東日本では2010年から、年々ジビエの取り扱いを拡大してくれていますが、それはお客様から『美味しい』と認められるものを提供することができているから。ジビエを扱うには苦労もありますが、美味しいから続けてくれるし、売上の柱にもなっているそうです」
また、今回は鹿、イノシシだけでなく、鳥のジビエの料理も紹介し、「今回のセミナーを機に、安心安全のジビエを使い、美味しいジビエとしての利活用に興味を持っていただければ」と参加者に呼びかけました。
ある参加者はセミナー後に「料理について話す藤木さんの姿が楽しそうで、本当に美味しそうで良かった。今後いろいろな料理を考えてみたい」と話していました。
