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鳥獣被害防止特措法、改定に向けて一歩

2021年03月12日

3月9日、自民党本部で開催された、「政調、鳥獣被害対策特別委員会・農林部会・環境部会・内閣第一部会・厚生労働部会・鳥獣捕獲緊急対策議員連盟・鳥獣食肉利活用推進議員連盟(ジビエ議連)合同会議」に弊協会代表の藤木が陪席いたしました。

鳥獣被害防止特措法改定の検討のため開催されたもので、農林水産省、環境省、総務省、警察庁、厚労省の関係者のみなさまが出席。鳥獣被害防止特措法の改正ワーキングチームによる改定案の骨子の解説があり、全会一致で了承されました。

論点となったのは、
・鳥獣被害防止における自治体間の連携
・捕獲した鳥獣の有効利用の促進強化
・人材育成の強化
等のポイントです。

 

藤木からは、ジビエを取り巻く全体的な状況を申し上げました。

藤木がセミナーや講演で訪れる各地では、今なお鳥獣被害が減少しているという声は聞かれていません。鳥獣被害対策の一環として今後もジビエの販売強化は必要であること、ジビエのイメージアップには、美味しいジビエを食べる体験が必要であることなどをお伝えしました。

この改定案は、さらに条文の確認などを行った後に、改めて合同会議で検討する予定となっています。