2023年05月30日
5月19日(金)~5月21日(日)までの3日間、日本ジビエ振興協議会として、東京都のイベント「Tokyo Tokyo Delicious Museum(以下デリシャスミュージアム)」に出展、ジビエのPRをしてまいりました。
本イベントは、東京都が主催する“食のフェスティバル”。東京の食の魅力を広く発信し、体験してもらうためのもので、当日は34店舗の飲食店が出店し、さまざまな美食を提供しました。ミシュランの星付き店も出店しており、一部の報道にあった「世界レベルの食が集う」という表現も決して大げさなものではなく、それらが一堂に会して、同時に味わえるのがデリシャスミュージアムのすごいところだったと言えるでしょう。初日は強風と雨の荒天だったにも関わらず5000人、2日目は2万人、3日目も2日目に匹敵する来場者が見られ、大変な賑わいとなりました。
ジビエ協もその末席にブースを構えさせていただき、ジビエをPR。協会会員、国産ジビエ認証取得施設の皆さまにご協力いただき、ジビエ製品の物販、チラシの配布などを行いました。東京都の食とは直接は関係ありませんが、エシカルな食文化の発信という意味でのジビエの紹介となりました。
3日間は、当方のノウハウ不足はあったにも関わらず、予想を超える大勢の皆さまに足を止めていただき、ジビエに興味を持っていただけました。食を扱うイベントだけに、食に対する意識の高い来場者が多く、ほとんどの方が「ジビエを食べたことがある」。しかし、一方で、鹿や猪が日本各地で獲れることや、衛生管理がどうなっているのかなど、国産ジビエの状況は、まだまだご存知の方は少なく、今後さらに、PR、アピールしていく余地がある、可能性があると感じさせました。
国産ジビエ認証制度によってジビエの川上が整いつつあり、ようやく流通や消費の面にも取り組むことができるようになってきたと感じています。引き続き、ジビエ協ではこのような都市部での消費者とのタッチポイントを増やし、日本全国のジビエ振興に努めて参ります。