2023年08月03日
7月31日、信州富士見高原ファームで、ジビエ協主催の「ジビエ解体処理講習会」を開催いたしました。
この講習会は、ジビエに取り組んでいる、またはこれから取り組みたい事業者や、ジビエ担当の行政関係者などを対象に、ジビエの取り扱いの基本の座学から、解体実習までを行うもので、例年7~8回開催しています。コロナ禍のため2019年から中止していましたが、5類への移行を受けて、今年度より再開しました。国産ジビエ認証取得施設で、高い技術を持つ信州富士見高原ファーム(長野県)、わかさ29工房(鳥取県)の2カ所で開催しています。
7月31日は満員での開催。参加者はこれから施設建設を検討している方、すでにジビエの取り扱いをしており、国産ジビエ認証の取得を検討している方などで、東日本が中心でしたが、遠く西日本からの参加もありました。
座学では質問が多く出されるなど、意欲的な姿勢が見られました。特に質問が多かったのが、スタニング(止め刺し)、放血のパート。経験者も多かったことから、ご自分のやり方との違いや、止め刺しのポイントなどの質問が聞かれました。
また、通常解体処理実習は大バラシ(枝肉からモモ、ウデなどを外す)までですが、参加者からの要望があり、一部、部位分けの指導まで行いました。
この解体処理講習会は、継続して実施しています。参加ご希望の方は、案内ページからお申し込みください。
※久々の解体処理講習会ということもあり、地元のメディアの取材も入りました。