8月9日、八ヶ岳高原海ノ口自然郷オーナー会さま、株式会社八ヶ岳高原ロッジさまで共催しているイベント「緑陰トーク」にお招きいただき、ジビエについて講演して参りました。

八ヶ岳高原海ノ口自然郷は、長野県南牧村にある別荘地です。こちらでは、毎年別荘オーナが、集う８月にテーマをきめて緑陰トークを開催しています。

今回は、ジビエ料理およびシカの食害、処理施設やジビエ利用について考えることを目的としており、そこで弊協会にお声がけいただいたという経緯があります。また、「ただ話を聞くだけでは分からない」ということで、ジビエを食べる時間も設けました。

当日は、弊協会代表理事の藤木が伺い、鳥獣被害とジビエ利用の現状、国の方針・対策、ジビエの栄養価などについてお話しさせていただきました。弊協会のある茅野の方もシカの生息数が非常に多いのですが、南牧村も大変に多いそうで、藤木が講演している間も窓の外にシカの姿が見えたそうです。1時間ほどの講演でしたが、参加者の皆さまが非常に熱心に、楽しそうに聞き入ってくださり、藤木にとっても大変楽しいひとときとなりました。

講演後は、音楽堂ロビーにて、八ヶ岳高原ロッジの日隈総料理長が腕をふるった鹿肉のサイコロステーキ・イタリアのワインと一緒にお召し上がりいただいたそうです。

今後、新たなジビエ振興活動が深まることが期待されます。

会場となった八ヶ岳高原音楽堂（藤木撮影）