2023年09月07日
こんにちは!事務局の林です。
8月26日(土)、東京都中野区にあるシェアカフェ「una camera livera(通称:ウナカメ)」にてジビエを食べて学ぶイベントの第2回の「いのちめぐる~夏ジビエ・鹿~」が開催されました!⇒4月に開催された第1回の様子
今回もゲストスピーカーとしてお邪魔させていただき、国内のジビエを取り巻く状況や、鹿肉の魅力についてお話いたしました。第一部はトークタイム、第二部は鹿肉の部位別食べ比べ、その後に参加者によるランチ交流会の三部建てのイベントです。
よりジビエを楽しんでいただくため、日本のジビエを取り巻く環境や、狩猟にまつわるお話、鹿肉のおいしい食べ方などをお話しました。部位別の特徴では、シカ枝肉の部位分け動画をお見せしつつ、この後食べる部位がどこに付いているどんな部位なのか、ということを解説しました。
普段はスーパーの精肉コーナーでカットされたお肉を見る事ばかりですが、こうして体のパーツや役割とお肉の食感や味わいを当てはめていくと、部位の特徴が理解しやすいと思います。
※動画は下記からご覧いただけます!
ロース、外モモ、内モモ(オス)、内モモ(メス)の4種のお肉をフライパンで焼いて、部位別の味わいや食感の違いを食べ比べました。
特に人気があったのはなんと外モモ!参加されたみなさんからは「肉の味が濃くておいしい!」という感想が出ました。「外モモを食べた後だと、ロースが物足りないかも…」という方もいるほど。外モモは他の部位と比較すると筋繊維が荒い特徴を持っていますが、お肉本来のうま味をたっぷり楽しめる部位です。次点で、内モモ(オス)が人気でした。こちらも「味が濃い!」というコメントが。
参加されたみなさまはジビエ好きのみなさまが多く、いろいろなお肉を召し上がった経験をお持ちでした。その中でも、部位別の食べ比べは珍しい経験となったようです。
(お肉が焼けるおいしそうな香りが…!)
食べ比べで食欲が刺激されたところで、ジビエを食べながらのランチ交流会をしました。
ジビエ好きが集まり、おすすめのお店紹介やおいしいジビエ料理のお話、ジビエにはまったきっかけなど、会話が弾みます!前回に引き続き、熱気あふれるイベントとなりました。
気になるこの日のメニューは次の通り。
▼鹿ボルシチ
よく煮込まれた鹿肉のうまみと、ビーツの優しい土の香りがマッチ。サワークリームを溶かしながら食べると、コクが増してまたおいしい。ほっとする味わいです。
▼鹿ストロガノフ(写真下)
ビーフストロガノフを鹿肉で!存在感のあるお肉と、たっぷりのきのこと一緒に楽しみます。
▼ジビエハンバーグ(写真左上)
鹿肉と猪肉を使った、ふんわり食感のハンバーグ。赤ワイン香るデミグラスソースでお箸が進みます。
イベント終了後も「世界のジビエ料理紀行」として本日のメニューが提供され、ジビエを食べに多くの方が来店されていました。ウナカメでは今後もジビエを楽しむイベントを企画予定とのことです。最新情報を要チェック!
この日召し上がっていただいたジビエはすべて国産ジビエ認証を取得した施設のお肉が使用されました! 国産ジビエ認証制度は、消費者がジビエを安全・安心に食すことができるように、2018年に農林水産省が制定した制度です。審査員の客観的チェックにより、厚生労働省のガイドラインに基づいた適切な衛生管理を行う施設を認証しています。(国産ジビエ認証制度について) |