2023年10月19日
10月17日、日本ジビエ振興協会と駒場学園高等学校(東京・世田谷区)が、ジビエのPRのため小池百合子東京都知事を表敬訪問いたしました。
これは、10月27~29日に東京で開催される「東京味わいフェスタ」にジビエ協が出展することから実現したもの。ジビエ協はジビエに関する情報展示、革細工のワークショップを出展するとともに、駒場学園高校とコラボしてキッチンカーを出店します。
駒場学園高校は食物調理科のある学校で、ジビエ協代表理事の藤木が、年に1回、ジビエとSDGsに関する講義を実施していることから、今回のコラボが実現。同校ではSDGs教育の一環としてキッチンカーを導入、地域貢献、社会貢献に資するメニュー開発と販売に取り組んでおり、今回はジビエで実施することになりました。
味わいフェスタには、同校の学生たちが考案したジビエメニュー「鹿肉パニーニ」のほか、世田谷産、東京産の野菜、産物を使ったメニューを提供します。
表敬訪問では、キッチンカーの活動に取り組む「食品科学部」の学生を代表して3年生の阿施春香さんが、小池都知事にメニューを紹介し、パニーニをご試食いただきました。
小池都知事は、議員時代から鳥獣被害には関心を寄せており、食肉利用には捕獲、処理をスムーズに進める必要があることも良くご存知の様子で、「経済の論理で進めるためには、多くの課題があるとも感じている。美味しいジビエとして提供することで広く知ってもらい、変えていく契機にしてもらえれば」と話し、試食にも「柔らかく、クセがなく食べやすい」と激賞。学生たちに「がんばってください」とエールを送りました。
駒場学園高等学校のキッチンカーでは、「鹿肉パニーニ」のほか、内藤かぼちゃを使ったプリン、世田谷産ブルーベリーを使用したスコーンや、同じく世田谷産のりんごを使ったパウンドケーキなどを販売するという。