2023年12月13日
こんにちは!事務局の林です。
10月27日(金)、東京ガス料理教室にて実施されたジビエ料理教室にお招きいただき、「国産ジビエ おいしい魅力と食卓への道のり」というテーマでお話をさせて頂きました。
10月27日(金)・28(土)・29日(日)の3日間にわたって開催されたイベント「東京味わいフェスタ」と、東京ガスのコラボ企画として実施されました。「東京味わいフェスタ」は、丸の内、有楽町、日比谷、豊洲の全4会場となっており、豊洲会場は東京ガスの施設「がすてなーに ガスの科学館」敷地内で実施されました。
会場は、「がすてなーに ガスの科学館」2階のキッチン。大きな窓から海辺の風景が見えて、明るくすてきなキッチンです!
料理教室は20歳以上の一般の方を対象とされており、料理好きでジビエに興味がある方々にご参加いただきました。午前1回、午後1回の計2回実施され、各回9名の方にご参加いただきました。参加されたみなさまは、初めてジビエを食べる方や、鹿に限らずさまざまなジビエを食べたことがある方、知り合いに猟師がいるのでおいしい食べ方を知りたい、といった方など様々です。
まずは調理実習の前に、《ジビエとは?》《ジビエを食べる意義》を主軸にお話ししました。日本では昔からシカやイノシシが食べられてきた歴史や、全国で鳥獣被害が深刻化しており、捕獲した鳥獣をおいしく生かす、というポジティブな取り組みをお伝えしました。
ジビエの捕獲から食卓に上るまでの正しい流通経路についてもお話し、消費者にはあまり知られていない、食肉処理施設での作業内容などをお話しました。
調理実習では、鹿ハムを使用したオープンサンドや、ムースのほか、東京産の小松菜を使用したクラッカーなど4品が調理されました。鹿ハムは「国産ジビエ認証」を取得した施設で処理された安全安心なシカ肉を使用した、今回特注の鹿ハムです!
香ばしいライ麦パンへ新鮮な野菜を敷き、鹿ハムをこんもりと乗せたオープンサンド。キャロットラペを乗せたものと、マスカルポーネ&ベリーソースを乗せたものの2種類の味付けになっています。
「鹿ハムのムース コンソメジュレがけ」。鹿ハムと生クリームをミキサーにかけて細かくする調理工程では、鹿ハムの香りをそれぞれ確かめていました。
鹿ハムを使用したメニュー2品の他にも、「シイタケ・プチトマト・カマンベールチーズのフリット」、「東京産小松菜のクラッカー」の2品が。ボリューム満点です。お持ち帰り用のワインも配布されました。
気になるお味ですが、「赤身の味とかみごたえがしっかりと感じられて、おいしい!」「ローストビーフに近い食感」と好評でした。初ジビエの方もいらっしゃって私も緊張しましたが、「おいしい」という感想でとても嬉しいです。
お料理を食べていただきながら、ジビエのおいしい魅力やおすすめの食べ方についてお話しました。参加された皆さまからは、さっそくお肉の購入やレシピの詳細などの質問があがりました。おいしく栄養面で体にもうれしいジビエを、ぜひご家庭でも楽しんでいただければと思います。
※「東京味わいフェスタ」では、日本ジビエ振興協会ブースも出展しました。⇒レポート