2024年03月01日
2月17日、山梨県富士吉田市で開催された「ジビエ衛生管理セミナー」に講師としてお招きいただきました。
富士吉田市は、令和5年度から2カ年で弊会との「アドバイザリー業務委託契約」を締結しており、本セミナーもその一環として開催されたもの。今回は止め刺しや運搬等、捕獲時の衛生管理を中心に講義いたしました。講師は国産ジビエセンター責任者で、食肉処理施設「信州富士見高原ファーム」（長野県）の代表・戸井口裕貴氏に務めていただいたほか、弊会事務局長の鮎澤も登壇し、ガイドラインや法制度についてお話しいたしました。
参加者は捕獲従事者（狩猟者）、食肉処理施設事業者等、46名。皆さん非常に熱心に聞き入ってくださり、施設の稼働が始まれば、より一層高品質なジビエが生産されることが期待されます。
富士吉田市の食肉処理施設は、2023年7月～10月にクラウドファンディングで建設費用を募り、4億円以上の寄付を達成しています。施設の稼働が始まれば、ますます市内外からの注目度、期待も高くなるでしょう。国産ジビエ認証の取得も予定しているとのこと。安全で質の高いジビエの生産とともに、地域経済の活性化、富士山の自然に対する鹿の食害の低減などに寄与するよう、弊会も及ばずながら引き続きお手伝いしてまいります。
※アドバイザリー業務については、弊会までお問い合わせください。
