2024年04月11日
3月14日(木)、お招きを受け、鹿児島県阿久根市で開催されたジビエセミナーで講師を務めさせていただきました。
このセミナーの主催は食肉処理施設「いかくら阿久根」を運営する一般社団法人いかくら阿久根(代表者・牧尾正恒氏)。牧尾氏は弊会の副代表理事も務めていただいております。同施設が令和4年度に「国産ジビエ認証」を取得したことを受け、改めて地元でのジビエ利用の促進を図るため、地域の行政担当者や事業者に向けて、国産ジビエの意義や、ジビエの魅力をお伝えすることを目的に開催されたものになります。
セミナーは、国産ジビエ認証や衛生管理についての座学、調理の実演、試食という構成。試食では、イノシシのすき煮の反応が良く、食事で提供したいという声が事業者から上がり、早速イノシシ肉の注文が入ったとのこと。いかくら阿久根では、学校給食へのジビエ提供はじめ地域へのジビエの普及促進に尽力してきた実績がありますが、国産ジビエ認証を取得したことでさらにはずみがつき、地域での認知、消費の拡大につながりそうです。
ジビエ振興は単なる飲食関連の事業ではなく、地域振興、地域活性化のためのものであり、鳥獣被害対策など地域の課題とも表裏一体のものでもあるもの。地域の機運醸成や認知拡大とも切り離せるものではありません。そのような土壌づくりにおいても、弊会のセミナーをご活用いただけます。ご興味おありの自治体、事業者の方はぜひお問い合わせください。