2024年12月13日
11月17日(日)、鹿児島市内の会場で、「ジビエ調理研修会」が開催され、弊会代表理事の藤木、事務局長・常務理事の鮎澤が講師を務めました。
この研修会は令和6年度ジビエ需要拡大事業として開催される「かごしまジビエ~る丼フェア」に先立ち、主に参加する店舗の方々を対象として行われたもので、当日はフェアに参加する店舗の中から9店舗12名のほか、ジビエ処理加工施設、調理学校の生徒など約20名が参加しました。
講義は座学と実演の2部構成。まず座学では、鮎澤から「国産ジビエの概況と衛生管理」、藤木が「ジビエ料理の魅力と調理のポイント」を講義。真剣な面持ちで時にはうなづいたり、メモを取るなどする参加者の皆さんの積極的な様子が印象的でした。
後半は鹿枝肉の分割実演と調理実演。枝肉からバラす現場を見る機会は少ないためか、参加者は動画を撮影したり、手元を映すテレビモニターを食い入るように見つめたりしていました。
調理実演・試食では、当初の「鹿肉のポワレ きんかんジャム添え」「鹿肉のから揚げ丼」「鹿肉と季節野菜の生春巻き」「猪皮付きバラ肉の柑橘煮込み」に、急遽「鹿肉のフリカッセ」も追加。「かごしまジビエ~る丼」の趣旨に沿った「丼もの」に近いメニューで、参加者の皆さんも美味しそうに召し上がっていました。
現場の担当者は、「意見交換もでき、施設からの参加者が飲食店事業者と名刺交換するなど、つながりもできた。有意義な調理研修会になったのではないかと思う」と話しています。
かごしまジビエ~る丼フェアは1月17日(金)~2月16日(日)。また、12月14日(土)にはプレイベントも開催されます。